日本音楽療法学会認定音楽療法士までの道のりをお話しします③
カラーネ.スタイルの西です。
最近は福祉施設への営業も少しずつ増やしておりまして、新しい出会いに緊張の連続ではありますが、
営業終わりには大好きな抹茶スイーツを食べて次への活力にしております(笑)
さて、今回は音楽療法士への道のりのお話しの第3回目。
前回は音楽療法士になる為に音楽大学へ行くことを決めたところまで書きました。
今回は音大受験について書きたいと思います。
音大受験って結構大変なんです。
音楽療法士専科の受験科目をざっと挙げると・・・
・ピアノ実技試験
・声楽実技試験
・新曲視唱(試験当日に楽譜を渡されて、その場で音階名で歌うという、正しく譜読みをして歌唱するものです)
・楽典筆記試験(楽譜を読むための学問、知識のこと)
・小論文試験
・大学共通テスト(当時はセンター試験で国語、英語でした)
・面接
・・・・科目ありすぎじゃない?対策めっちゃ大変じゃない?
って今でも思いますわ(笑)
演奏だけじゃなくて、ちゃんと学力の基礎科目も身についていないと音大入れないと。
当たり前だとしても、これを知った時の受験への重圧感や不安感・・
でも、当時はやるしかなかった。
まずはピアノと声楽の受験対応レッスンの先生を探すところから。
フルートを習っていた先生からのご紹介で志望大学卒業の声楽の先生が決まり、中学音大付属受験でお世話になった先生に再度ピアノのレッスンして頂くことになりました。
受験を決めるまでピアノは好きにしか弾いていなかった私、クラシック曲のレッスン初回に「もう、毎日練習しなさい」と言われてしまう程のレベル。
とにかく高校から帰ってきたら、ピアノと声楽の練習をしました。(夜遅くは音出しできないので)
声楽と併せて新曲視唱は過去の課題を繰り返し練習しました。
夕食後は、筆記試験対策で毎日教科を変えて勉強。
楽典には英語やらドイツ語やら出てくるし、強弱記号(fやpなど音楽の教科書に載ってるやつ)なんて、
どんだけ種類あるんじゃー!と叫びたくなる量も覚える必要がある。
音楽理論はもっと複雑の為、楽典と小論文の対策に途中からピアノの先生の紹介で音楽学(音楽理論専攻)卒業の先生に習うことになりました。
音大受験するだけで、複数の先生に習うことになり毎週レッスンやら楽典指導を受けに通いました。
音楽実技試験対策だけで、かなりお金がかかる為、大学共通テスト対策は塾へは行かず、学校の先生に無理にお願いをして
個別で教わっていました。
面接対策は本を購入して、一人で鏡の前で練習しました。
後にも先にもあれだけ毎日勉強やレッスンに励んだのは、音大受験の時だったと思います。
あの時の自分、ほんとに頑張ったな・・・
今があるのは、音大受験頑張ったおかげなのですね。