ピアノ教室に関するQ & A

Q1 何でカラーネ.スタイルという名前にしたのですか?
A. 美容院にありそうな名前で電話越しだと「唐揚げスタイル」と間違われやすい、この名前に
した理由ですね(笑)色のcolor(カラー)と音色(ねいろ)をくっつけて【カラーネ】という言葉を創りました。生徒さん一人一人が性格や価値観含め違うカラーを持っているので、それぞれのカラーを尊重しながら一緒に音色を奏でていくことを大切にしたい、との意味が入っています。また、スタイルは表現方法という意味もあり、必ずその人にしかない表現方法が見つかる、見つけるという意味が込められています。
Q2 電子ピアノを使用しているのはなぜですか?
A. ピアノレッスンとは別に講師の演奏の分析と作曲の為、録音機能のある電子ピアノを選択しています。また、隣の家が近いということもあり、騒音トラブル回避の為、音量調整ができる電子ピアノにしています。(ご近所様にはレッスンについて承諾いただいております)
Q3 アコースティックピアノを使ったレッスンに比べて演奏技術に差が出てくるのでは?
A. 電子ピアノは音が既に楽器内にインプットされたデータでの音がでます。アコースティックのピアノに比べて、弾き方の強弱や自分の弾く音の微妙な違いに気づきにくい、という弱点から表現技術の向上をより重視する生徒さんには不向きになる可能性はあります。 しかし、近年の電子ピアノの表現性能は高くカラーネ.スタイルで使用する電子ピアノは、音色や表現機能を重視して選んでいます。【CASIO CELVIANO GrandHybrid GP‐510BP】
Q4 ピアノは何歳から始めるのが良いのですか?早いほうが良いって聞いたけど・・・
A. 小さいお子さんを育てている親御さんから、多く聞かれる質問です。
よく3歳からレッスンなり音楽メソッドに通わせるのが良いとか聞きますよね。
ピアノ講師によって考え方は色々あるのが現状ですが、私は早い年齢にこだわらなくてもいいので、本人がピアノで何かの曲を弾いてみたい、という気持ちが湧いてきたタイミングでレッスンを検討してみてはいかがでしょうか、とお伝えしています。(親御さんがクラシック界に入ることを前提とした早期音楽教育を望んでいる場合を除いて)
情操教育として、又は早くから才能を見出す為に早い年齢でのレッスン開始も考え方の一つです。早めが良いと考えれば、まずはお試しができる教室でレッスンを受けてみましょう。
ただ、ピアノという楽器がおもちゃという認識になりやすい、椅子に座り続けること自体が生徒本人には苦痛になりやすいのであれば、必ずしも早く始めることが良いのかは何とも言えません。そこは、講師の技量では?と思われたとしても、お子さんの特性から、レッスン始める前の段階からのアプローチが必要かも含め、やってみないと分からないのが幼少期の習い事だと思うのです。
なので、お子さん自らピアノをやってみたい、と意思表示があった時が始め時、という考え方もあって、そこに対応してくれるピアノ教室はあります。年齢が高いとしても興味も高い分、練習に励む意欲に繋がりやすく、音楽経験や実技は身に付きます。
講師自身は幼少期から家のピアノで何となく遊んでいましたが、ちゃんと先生について指導を受け始めたのは小学校に入ってからです。
Q5 早い年齢でピアノを始めたほうが上手になるのでは?

A. 確かにプロの演奏家やスポーツ選手などの経歴を見ると3歳~5歳など早い年齢で始めて才能を伸ばして、生涯その道に進んでいる人もいますね。練習経歴が長い分【上手になる】可能性は高いし、幼少期からの教育にご両親の多大なるサポートの尽力があればこそ、その高みを目指せるのだと思います。ただし、早くから始めれば誰でも上手になる、という保証は音楽もスポーツ界も含めて無いです。どんな理由でピアノを習いたいのか、習わせたいのかと目的に合わせて講師を選んだりレッスン環境をつくる必要があります。

じゃあ音楽未経験の場合も含めて結局、幼少期はどうしたらいいの?という答えの一つにはピアノではなくても、一緒に音楽を楽しむ活動やイベントに参加されることは早い年齢からお勧めします。
今の時代、探せば身近に音楽体験できるイベントってたくさんあります。
「○歳からのコンサート」「幼児リトミック」「親子ミュージカル」「NHKの○○と一緒」のやつとか。ピアノ販売会やショッピングモールに入っている楽器店に(買う気なくても)行っても良い。無料で参加できるものもあるので、ぜひ、そういったイベントや場に積極的に足を運んで音楽を聴くことや弾く、音楽に合わせて歌ったり踊ったりする体験を日常的に増やしてあげてもらえたらなと思います。

その体験からの楽しそう、好きなのかも?の先に楽器演奏やダンスやリトミック、ミュージカル演者なり音響なり楽器作りなどの具体的な方向が見出せる可能性は十分あると考えます。まずはたくさんの音楽体験を共有して、お子さんの反応を見てあげてもらえたらというのが、私の意見です。そのうえで、ピアノに興味が向き続いていると感じたら、そのタイミングでピアノレッスンの検討をするのも良いと考えます。

Q6 カラーネ.スタイルピアノ教室では5歳以上からが対象ですか?
A. はい、幼稚園・保育園年長さんから受け入れています。5歳になったけど、レッスン始めてもいいのかな?実際は分からないから迷っている、というご相談も受け付けています。 お子さんは一人ひとり、個性が本当に違っていてキャラクター性も幅広いので特性を見たうえで、ピアノとの関係をどのように創っていくか、まずは音遊びを通して見ていきます。レッスンそのものが苦痛にならないように、道具(カードやシールや楽器など)を使うなど、楽しい時間になるよう工夫をしています。
Q7 発達障がい、その可能性のあるお子さんの受け入れはしていますか?
A.  はい、しています。講師は音楽療法士という資格を持ち、大学では障がい児領域での音楽活動について学んでいます。ピアノのレッスンに興味があるけれど、他の教室では受け入れが難しかった、楽器の扱い等に不安があるなど、まずはお気軽にご相談下さい。
Q8 大人になってからでもピアノをやってみたいのですが・・・未経験でもできますか?
A. ぜひ、やりましょう!ピアノはハードルが高いと思われがちですが、音楽未経験者に優しい楽器の一つだと思っています。鍵盤押せば、音出てくれますから。まずは、指一本の練習から始めても良いじゃないですか。
人生100年時代なら50、60代から始めても遅いということはないと思います。
趣味に、認知症予防に、自主リハビリに、気分転換に、ボランティア演奏したくて再開したい、など色々な理由にピアノは適応してくれます。
教室まで通える方であれば、受け入れています。お気軽にご相談下さい。
Q9 個別レッスンのみでグループレッスンはないのですか?
A. はい、当面は個別レッスンのみです。理由はどの年齢の生徒さんにおいても音楽の感じ方やピアノを弾きたい理由、レッスンの向き合い方が違うからです。一人一人にじっくり向き合って、最適なレッスン環境を整える為に、個別指導でのレッスンを重視しています。
Q10 教室によって、先生によって指導は違いますか?
A. はい、違います。コンクールにバンバン出ていた先生もいれば、パフォーマンス演奏で実技を磨いた先生もいるし、作曲家出身の先生もいます。ピアノの前に座れば、生徒さんからは同じ「ピアノの先生」になります。専門課程が違うので、必然と教え方や雰囲気は変わってくるかと。
もちろん、グループレッスンか個別指導かによっても教室の雰囲気は変わってきます。
まずは、無料体験レッスンを探して受けてみましょう。体験レッスンを受ける際に、どんなバックグランドがある先生なのか、指導専門領域は何か、も併せて調べてみると良いと思います。
Q11 結局のところ、ピアノを弾くことのメリットはなんですか?
A. ピアノを弾くことは【自己実現を高める力】を養う、とても良いツールです。
自己実現を高める力とは、もっと簡単に言い換えれば「自己肯定」を高める力ともいえるでしょう。これはどの世代にも必要です。こどもであれば、どんな大人になりたいのかを自分で見つけるうえでも必要ですし、大人も人間関係において自己肯定バランスを維持することは大切です。それがレッスンとどんな関係があるのか?
詳しくは体験レッスンでのお話しになりますが、カラーネ.スタイルピアノ教室ではこども、大人の生徒さん全員に「ピアノを弾く目的」をしっかり見出して共有、達成できた時は技術だけじゃない、自己実現も一つ増えたことも共有していきます。